40代会社員考察

アドラー心理学・ベストセラー『嫌われる勇気』の理解を深める ~『成功ではなく、幸福について語ろう』

どうも、SymSymです。

この記事は、

『成功ではなく、幸福について語ろう』

アドラー心理学『嫌われる勇気』の著者 岸見一郎先生による幸福論

を読んで、本の内容 や ボクなりに読んで思ったことについて書いています。

ボクは 今 40代後半の会社員ですが、10年くらい前から 意識的に「会社からの評価」を気にするのをやめるようにしました。

自分で満足できる働きを心掛け、働きは自分で評価するという意識。はたから見れば「自己満足」と思えるようなやり方です。

それは、長年 会社からの評価に 無力感を感じ、それに一喜一憂することの負担が大きいなと感じていたから。

ただ、このボクの感情ややり方は 社内の多くの人とは共有できずに 今日まできました。

ボクの周囲では、やはり 会社からの評価を重要と位置づけ、社内で出世することが良いことだという価値観が一般的で、ボクのような考え方は 異質、ともすると 仕事への熱意が不足している/不真面目と 理解されてしまうように感じます。

この本は、そんなボクの漠然とした思いや考え方を論理的に正当化してくれ、それでいいんだよと言ってくれています。

さらに、自分の今が 「既にそれだけで幸福なんだ」ということに気付かせてくれる本でした。

ボクのモヤモヤをクリアにしてくれた救いの本、内容を紹介していきます。

本の概要

筆者:岸見一郎

京都大学大学院博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。

専門の哲学に平行してアドラー心理学を研究。

世界心理学界の三代巨匠の一人、アルフレッド・アドラーの教えや思想を解き明かして伝えた大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者。

出版社 : 幻冬舎

帯 : ↓

思い通りにならない毎日を進んでいくための羅針盤。

高校生へ語った伝説の講義「これからの人生をどう生きるか」完全収録。

本の内容

第一章 :成功と幸福

著者は、

一般的にイコールだと考えられがちな「成功」と「幸福」について

同一視すべきではない

と言っています。

さらに、

成功とは 「量的」なものであり、幸福とは「質的」なもの。

成功は 他人が真似しやすいものであり、嫉妬の対象になる

幸福は オリジナルなものであり、嫉妬の対象にならない

と続きます。

例えば、幸福とは、

  • 他の誰でもない自分にしかできない仕事をしていること

(自分の価値/貢献を感じられる仕事)

  • 家族と共生することに喜びを見出すこと

であり、それは

  • 個人のオリジナルなもの
  • 他人が真似したり、嫉妬したりできないもの

だと説明しています。

ボクの理解

仮に 自分の家族が病気で入院しているときに、その家族を見舞い、安心や安らぎを与えることができるのは自分であり、その貢献を自分で理解できることは、既に「幸福」な状態。

仮に家族の入院が現実のことでなくても、その状態を想像して 自分が家族に貢献できると思えれば、それも既に「幸福」な状態と理解しよう。

何かを成功すれば幸福になるというわけではなく、今 このままで 既に「幸福である」ことに気付くことが重要。

第二章 自分の課題・他人の課題

ここで、筆者は、

大人になるための3つの条件として、

  1. 自分の課題を自分で決めて取り組むこと
  2. 自分の価値を自分で決めること
  3. 自己中心的な考え方から脱却すること

としています。

「大人になるため」とは、言い換えると「幸福に生きるため」ということ。

具体的には、

  • 自分の課題を自分で判断し取り組むこと

その中で 努力の結果 達成できたときの喜びが

「自分の価値」の認識につながる

 

  • 人間は 「自分の価値」を認識できたときだけ勇気が持てる

勇気とは、「自分の課題」に取り組む勇気 と 共同体に飛び込む勇気

 

  • 共同体の中で 自分は中心ではないということを理解し

他者への貢献を心掛け、感じることで、

「自分の価値」の認識につながる

 

  • 人間は 生きる喜びも 幸福であるという感覚も

対人関係(共同体)の中でしか得ることができない

ということを言っています。

ボクの理解

「自分の課題」と「他人の課題」をきちんと区別すること、

これはまさに「嫌われる勇気」。

その勇気を持つためには、

自分の価値を 自分自身で理解することが必要。

なぜなら、人間は 自分の価値に自信が持てるときにしか

勇気が持てないから。

そして、自分の価値を認識するためには、

他者に貢献していることが重要。

他者に貢献するためには、共同体の中に飛び込み、

自己中心的な考え方から脱却することが必要。

第三章 人の期待に応えない

この章でも『嫌われる勇気』の重要性を説明しています。

自分が自分自信でいつづければ何を失っても怖くない。

だから、

周囲からの期待に応えようとして

振り回されてはいけない。

自分に期待するのは他人の勝手

=他人の課題と区分して、

自分は自分の課題に集中する。

このことができれば、幸福に近づけると説明しています。

ボクの理解

自分の課題 と 他人の課題 を 区別した結果、

人から嫌われることがあるとしても「嫌われる勇気」を持って、

自分の人生を生きよう、

本当の幸福に近づく努力をしよう

第四章 今日という日を今日のためだけに生きる

ここで説明しているのは、

幸福になるということは

今 自分が幸福であるということに気が付くこと

ということ。

  • 他人との過去の不快な思いに固執することなく手放す。
  • 未来のまだ起きていないことに不安を感じることなく こちらも 手放す。
  • 今 誰かに貢献できていることを感じる。家族と仲良く生きることだけを考える。

 

ボクの理解

余計なものを削ぎ落した結果、「今」が 幸福であるということに気付くことができる。

過去に起きてしまったことにいつまでも縛られたり(もうやり直せない)、未来のどうなるかわからないことを案ずる、そうしたノイズは極力減らして 今日のためだけに生きる努力をすることで 自分の幸福に気づくことができる。

第五章 ただそこにいるだけでいい

最終章では、

まず自分が幸福になり、

それを表現することで他の人が幸福になる

幸福の伝染について説明しています。

「幸福を表現する」というのが印象的でしたが、具体的にどういうことかというと、

1)機嫌が良いこと

気分が安定している人は周りの人が気を使わなくていいのでありがたい

2)丁寧なこと

お願いされたら忙しいからといっておざなりにしないこと。

(これ、正直 自分ができていないことだと思った、、、)

丁寧な対応をされた人は、自分が大切にされている思え嬉しくなる、当然ですよね。

3)親切なこと

丁寧なことと少し似てますが、

他の人が援助を求めてくれば可能な限り援助すること。

これの逆をしている人が多いですよね。

ただ、援助されてばかりだと思う人も悲観的になる必要はない、と著者は言っています。

他の人が自分にしてくれた親切が、

自分を幸福にするのであれば、

その時に感じた幸福は

親切に援助した人にも伝わっていく

4)寛大なこと

他の人の考えが自分の考えとは違っても理解する。

(ボクは これも苦手、、、)

 

そして、最後に 著者が言っているのは、

なにかを成し遂げなくても、

自分が存在していること、生きていることが

他の人に貢献していると感じられれば

自分に価値がると思える

自分に価値があると思えれば

対人関係の中に入っていき

幸福になれる

ボクの理解

特別になにか成功を残さなくても、自分の存在が誰かのために貢献できていれば、それこそが幸福。

そのことに気付いたら、それを表現するように心掛けることで周囲に幸福を伝染させよう。

すぐに完璧に実行できることではないけど、意識しながら 少しでも実行していこう。

まとめ

―本の内容―

①成功と幸福を同一視しない

②幸福に生きるための3つの条件

1)自分の課題を自分で決める

2)自分の価値を自分で決める

3)自己中心的な考え方から脱却する

③人の期待に応えない

④今日という日を今日のためだけに生きる

⑤ただそこにいるだけでいい

この本では、「本の内容」をきちんと理解するため、実際に寄せられた人生相談を例にとって、著者が悩みや不安に対するアドバイスをする部分 多く あります。

相談内容はどれも身の回りにありそうな悩みで、自分自身も 相談者の気持ちが理解できるものも いくつかありました。

著者の回答は、これが正解です、絶対にこうしなさい、というアドバイスではなく、アドラー心理学に基づいた 幸福に近づくための考え方を示し、最終的には本人が自分で決断するように促してくれます。

まさに、最後に決断するのは自分自身。

この本を読んで、アドラー心理学の実践的な取り入れ方が少し理解できたように思いました。

別の言い方をすると『嫌われる勇気』をより深く理解できたように思います。

本の内容はシンプルなのですが、それでも 繰り返し読むことで アドラー心理学のキーワードが 線でつながるような感覚がありました。

読後、自分なりのアウトプットとして、

  • 今後も 会社の評価に振り回されることなく、
  • 自分で決断し、自分で自分の価値を判断していく
  • 加えて、自分の周りの人への貢献を意識しながら、
  • 今日この瞬間 「幸福」であることを理解して、
  • 可能な限り、その「幸福」を周囲に表現していきたい

それを もっと個人的に解釈すると、

  • 社内での出世を意識することなく、
  • 自分の価値を発揮しやすい海外の現場で
  • 事業や地域に貢献することに努める
  • 自分の所属する共同体や家族と幸福を共有する

そんな生き方ができたら「自分の人生を生きた」と言えるだろうし、「幸福だ」と言えるんじゃないかと思います。

『嫌われる勇気』を読んで、首がもげるほどうなずいた方/自分の人生が開けるような感覚があった方、ぜひ 本著を手に取って読んでみて下さい。

「自分の人生」を生きるための羅針盤を得ることができると思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

~おしまい

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