どうもSymSymです。
この記事では、
- ウィンザー城の見どころ
- ウィンザー城観光の注意点(特にコロナ禍での注意点)
- ウィンザー城への行き方
- ウィンザー城近くのおすすめホテル
などについて説明していきます。
ウィンザー城観光を計画している方、最後まで読んで 参考にしてもらえると嬉しいです。
ウィンザー城とは 女王が週末を過ごす現役の居城
まずなにより知っておかないといけないのは、
ウィンザー城は
エリザベス女王が週末を過ごす現役の居城
ということ。
現役の城としては世界最大規模、かつ イギリス最古のお城(築城は約900年前)として、国賓をもてなす迎賓館という横顔も持ちます。
城内の案内は、日本語ガイドマップの他に 日本語オーディオガイドも無料であるので、説明を聞きながら観光することができます。
ガイドブック的な説明はこれくらいにして、にわか英国王室ファン目線でのウィンザー城の見どころをリストアップすると↓こんな感じでしょうか。
- 質実剛健な外観 と 豪華絢爛 見ごたえ十分な内部
- ヘンリー王子とメーガン妃が結婚式をあげた聖ジョージ礼拝堂
- 間近で見れる衛兵交代(2020年10月時点 休止中)
- ウィンザー城No.1の映え写真スポット ロングウォーク
このあたりを順番に説明していきますね。
ウィンザー城(Windsor Castle)の見どころ
ウィンザー城 全体像
公式サイトの動画↓、実によく「ウィンザー城の見どころ」がまとめっています、さすが。
ウィンザー城の全体像は↓こんな感じ。
(著作権フリーの写真を使用してます)
この記事で紹介している「見どころ」を押さえるには、①→⑦の順序で見ていけばOK。
注意点としては、
- 結構見応えがあるので ①~⑥だけで2時間以上 必要
- ⑦ロングウォークは 城外にあって見つけにくい(詳しくは後述)
というところ。
ボクは、ガイドブックを見ても 結局 ポイントやみるべき順序がよくわかりませんでした。同じような感想をお持ちの方、この写真↑を参考にしてみて下さい。
ラウンド・タワー(Round Tower)
ウィンザー城の門をくぐって最初に見えてくるのが、ラウンド・タワー。
個人的には、お城というよりも「要塞」や「砦」というイメージを受けます。
バランスが良く風格のある外観。
質実剛健なラウンド・タワーは、入場後 最初に現れるフォトスポットですね。
タワーの上に王室の旗が上がっているときは「女王はウィンザー城に滞在」のしるし。逆に不在時はユニオンジャックが掲げられます。
(この日は なにも旗が掲げられていませんでした、コロナだから?)
(城内に入るためのゲート)
(この日はシンプルな出で立ちの衛兵さん達)
豪華絢爛な城内
建物の中に入るには、一旦 小さい門をくぐって「ノーステラス」と呼ばれるエリアにでます。そのまま道なりに進むと 右手に 建物の入り口があります。
内部は、階段から各部屋の装飾まで、まさに豪華絢爛
また、レンブラントやカナレットのような有名画家による絵画など ロイヤルコレクションの最高級品が展示されています。
ちなみに、内部は写真撮影禁止です。
逆に、シャッターチャンスを気にすることなく、のんびり見学することができました(新しい発見)。
ということで、写真撮影のことは忘れて「迎賓館に招かれた来賓」という設定で、城内を見学してみるのは どうでしょう?(笑)
コロナ禍の2020年10月時点でも 内部の見学は可能です。観光客も 通常より少ないため、ゆっくり見て回ることができます。
ただし、有名なクィーン・メアリーのドールハウス(動くエレベーターや水が出る蛇口など リアルなミニチュア)は、観光客が一か所に密集するのを避けるため、2020年10月時点では非公開となっています。
詳しくは、公式サイトで 確認してみて下さい。
(Upper Wardの庭)
衛兵交代
ウィンザー城の衛兵交代は、
- 4月~7月:日曜を除く毎日11時~
- それ以外の時期:月・水・金・土曜日 11時から
Lower Ward ロウワーウォードの庭で行われます。
時間が決まっているので、入場した時間によっては、臨機応変に 見学順序を入れ替えて下さい。
衛兵交代は、バッキンガム宮殿前が有名ですが、ウィンザー城の方が 観光客との距離が近いので「穴場スポット」と言われています。
衛兵交代のスケジュールは、ウィンザー城の行事の関係で 頻繁に見直しされるようなので、訪問前に公式サイトで確認しておくのが良いと思います。
残念ながら、衛兵交代は 2020年10月時点ではコロナ影響のため 休止中です。
ただ、3-4人の小規模グループの衛兵交代は 1日に数回実施されており、雰囲気を味わうことができます。
聖ジョージ礼拝堂(St George’s Chapel)
場所は ↓こんな感じ。ラウンド・タワーからLower Ward ロウワーウォードと呼ばれるエリアに進むと右手に見えてきます。
記憶に新しい2018年5月のヘンリー王子とメーガン妃の結婚式典が行われた場所ですね。
こちらも内部は写真撮影禁止なんですが、見どころは天井のアーチです、是非ゆっくり見上げてみて下さい。
↓からバーチャルツアーで内部の様子がわかります。
聖ジョージ礼拝堂は、毎日オープンしているわけではないので(2020年10月時点では 月・木・金・土曜はオープン)、事前に公式サイトでスケジュールを確認してから訪問しましょう。
↓から公式サイトに飛んで「Opening Time」というボタンをクリックすると 聖ジョージ礼拝堂のオープン時間が 確認できます。
ロングウォーク
この写真、圧巻じゃないですか!?
ウィンザー城から南にまっすぐ伸びる5kmの並木道です。
実際、この写真を見て「ロングウォークに行きたい!」と思っても、
ロングウォークがどこにあるのか/どうやって行くのか
ガイドブックでもネットでもなかなか説明が見つかりません
現地に行けば、案内看板があるかなーくらいのつもりで行きましたが、それでも見当たらず。とにかく、わかりにくい。
いやいや、ロングウォーク自体は お城の窓などから確かに見えるんですよ。
でも、見えているのに 行き方がわからない、、、たどり着けない、、、。
結局、ウィンザー城の関係者らしき人に聞いて やっとわかりました。
なんとロングウォークの場所は 城外!
行き方は、↓地図の「The Two Brewers」というパブを目指して行ってください。
一旦 城外に出て 案内表示もなにもないところをしばらく歩くとようやくロングウォークの入り口に辿り着きます。
わかりにくいんですが、個人的には、
このロングウォークが ウィンザー城No.1の見どころ
だと思います。
ここで撮る写真は とても 映えます。
ウィンザー城 行き方/チケットの買い方
続いて ウィンザー城へのアクセス方法 や チケット購入の注意点などを紹介します。
ウィンザー城へ電車で行く方法
ロンドンのWaterlooウォータールー駅から South Western Railwayで直通。
ウィンザー城の最寄り駅Windsor&Eton Riversideウィンザー&イートンリバーサイド駅までは1時間弱で到着できます。
駅からウィンザー城までは歩いて7分。
レストランやお土産屋さんを眺めながら歩いていると左手にウィンザー城入り口が見えてきます。
ウィンザー城へクルマで行く方法
ロンドンからウィンザー城までクルマで行っても1時間ちょっと(↓の通り)。
駐車場も ウィンザー城の近くにあります(↓地図の通り)。
この駐車場はアプリ未対応ですが、クレジットカードの利用が可能。
一方、道を挟んだ向かい側にも駐車場ありますが、そちらの料金精算機は現金のみの対応。
駐車したあとに「コインが無いから お金をくずしに行ってる間にペナルティ£100の紙 貼られた」という口コミもあったので、注意しましょう。
ウィンザー城チケットの買い方
チケットは、ウィンザー城 公式ウェブサイトから購入できます。
日本語の旅行代理店ウェブサイト経由でも買えますが、直接公式サイトで買うのが一番安いです。
2020年10月時点では、チケットは全て事前購入のみで、時間も指定されます。
スムースに観光するなら、午前中のチケットがおすすめ です。
料金は↓のとおり。 大人一人 23.5ポンド。
因みに、このチケットは、購入から1年間有効のOne Year Passというものへの切り替えが無料でできます。
手続きは、簡単。 入場直前のブースで「One Year Passにしたいか?」と尋ねられるので、そこで Yes と回答して 登録してもらうだけ。
再訪の可能性がある人はなくさないように保管しておきましょう。
ウィンザー城 入場の注意点
現在(2020年10月)、ウィンザー城のチケットは、全て 時間指定の事前購入(ウェブ経由)になります。
なので、予約した時間の15分くらい前になったら、入場ゲートに行きましょう
といっても、「何時何分入場の列はこちら」みたいな整理は全くされておらず、チケットを持った大勢の人が ゲートの近くで バラバラに待っているという状況。
指定の時間の5分前くらいになると、係員が 急に 列を作るので、このとき出遅れることなくスムースに列に並びましょう(笑)。
おまけ:おすすめホテルは 映画『ドラキュラ』撮影地
(映画『ドラキュラ』のロケ地になったThe Oakley Court Hotel)(テムズ川も庭の一部)
ウィンザー城は、ロンドンから十分日帰りが可能な場所ですが(往復2時間)、日程に余裕がある方は「ウィンザーに宿泊」というプランもおすすめです。
The Oakley Court Hotel
こちらのホテルは、ウィンザー城からクルマで10分ほど(歩いても1時間ほどで行けるらしい!?)の距離。
このホテルの最大の見どころは、
- 元々貴族の大邸宅だった本館建物自体
- テムズ川に面した緑溢れる庭
なんと映画『ドラキュラ』の撮影ロケ地にもなったとのこと。
The Oakley Court Hotelに関しては、別記事を書いているので、気になる方は目を通してみて下さい。
なお、ホテル予約は、ホテル・ウェブサイトから直接すると キャンセルできないことがあります。 エクスペディア経由なら、キャンセルも インターネット もしくは アプリ経由 クリックだけでできるので、便利です。
こちらからエクスペディア・The Oakley Court Hotelのページに飛べます。
まとめ
以上、
- ウィンザー城の見どころ
- コロナ禍でのウィンザー城観光の注意点
- ウィンザー城への行き方
- ウィンザー城近くのおすすめホテル
について、紹介しました。
現在(2020年10月)は、コロナ禍の影響で、ウィンザー城 観光も通常とは異なる形で行われています。
面倒なところもありますが、事前に注意点を理解していれば、その分 いつもよりもゆっくり観光できるというポジティブな考え方もできると思います。
ウィンザー城に興味がある方は、ぜひ この記事を参考にして 一度 訪問してみて下さい。
ロンドンからたった1時間ですが、大都会ロンドンとは違ったイギリスの顔をみることができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
~おしまい