どうもSymSymです。
2020年夏休みに クルマで コーンウォールのEden Project(エデンプロジェクト)に行って来ました。
はじめてのコーンウォールは期待以上に心弾む旅行になり、Eden Projectも噂に違わず 見る価値十分なテーマパークだったので、情報をまとめていきます(^^)/
Eden Projectを簡単に説明すると、ユニークな形のドームが特徴的な世界最大級の植物園。
植物園というと、ちょっとお堅い感じの印象があるかもしれませんが、Eden Projectの植物園はまるでディズニーランドのアトラクションを全て本物にして、ドームに詰め込んだ感じ。
家族全員で1日中楽しむことができて、「映える写真」も取り放題です!
さらに、Eden Project近くで宿泊したホテルが なんとも言えず素敵な「秘境お洒落ホテル」だったので、最後に合わせて紹介します。
Eden Project(エデンプロジェクト)ってなに?
Eden Projectとは?
Eden Projectとは、「環境保護」をテーマとしたラーニング・センター型のイギリス人に人気の複合施設です。
中でも目をみはるのが、この蜂の目模様の不思議なドーム。
このドームの中は、世界最大級の植物園になっていて、Eden Projectの目玉。
そもそも「Eden Project」って名前がなんか惹かれますよね(笑)。因みに、イギリス英語では「エデン」ではなく「イーデン」と発音するようです。
Eden Projectの全体像
施設の全体像は こんな感じです↓。
2つの連結したバイオームだけでなく広大な施設であることがわかると思います。
Eden Projectでできることは?見れるものは?:見どころ
なんとも魅力的なカタチをしたドーム=「バイオーム(Biome)」は、
- レインフォレスト・バイオーム
- 地中海・バイオーム
の2つに分かれています。
レインフォレスト・バイオーム
レインフォレストとは熱帯雨林のこと。
したがって、1つ目のレインフォレスト・バイオームは、熱帯地方の植物を集めたドームです。
ゴムの木(実際に樹液を採取している)やコーヒー、バナナ、カカオ、マングローブなどが栽培されていて、まさに熱帯ジャングルそのもの。
ドームに入った瞬間、「イギリスに熱帯を持ってきたという発想とそのリアリティ」に圧倒されます。
(ディスプレイもリアルで 本当にジャングルに来たみたい)
(リアルな滝があったり)
(吊り橋があったり)
(本当にドームの中とは思えないほどリアルな作り)
地中海・バイオーム
2つ目のドームは、地中海・バイオーム。
地中海のみならず、カルフォルニアやオーストラリアなどの温帯性植物を集めたドーム。
オリーブやぶどう(ワイン用)などが見れます。バラや香水の元になるような植物があるので、良い香りが漂います。
こちらのドームも 実にリアルに栽培/管理されており、ホントに南欧の一部を切り取って持ってきたような雰囲気でした。
(このあたりはスペイン・コスタデルソルな感じ♪)
(香水に使われる花が多く、ドームの中は良い香り)
(南欧をイメージさせる植物にテンションが上がります⤴)
(ワイン用のぶどう、カベルネソーヴィニヨン)
どちらのドームも 別世界の気候を リアルに作り出していて 珍しい植物や綺麗な草花にテンション上がります。
表現が拙ないのですが、冒頭で言った通り、
ディズニーランドのアトラクションを
全て本物にしてドームに詰め込んだ感じ
因みに、このドームは有名なハイテク・建築家により設計されており、詳しい説明はできないのですが(すみません)、ドームのマテリアルや建築技法などは 建築業界でも注目されている「一度は見たい建築物」とのこと。
建造物好きな方にとっては、建造美というアングルからも楽しめると思います。
ドームの外に出ると、温帯性植物のお茶やヒマワリ、ラベンダーなどが栽培されており、ここでも綺麗な演出で楽しませてくれます。
コア
上で紹介した2つのドームの他に、さらに「コア」と呼ばれる教育施設もあり、子どもたちが植物の重要性や不思議を学ぶことができます。
ただし、2020年8月時点では コロナ対策のため 閉鎖中。
残念ながら中を見ることはできませんでした。
Eden Projectでしか食べられないもの:バオバブ アイス
広大な施設内にはいくつかレストランやカフェがあり、歩き疲れた際のオアシスになっています。
そんなレストランやカフェに「バオバブ味アイス」があります。
これ、実は、Eden Project訪問前から狙っていたもの。
『星の王子さま』に出てくるバオバブの木、小さい頃からなんとなく憧れていたバオバブです。いつかマダガスカルに行って本物のバオバブを見てみたいとずっと思っています。
(アフリカのバオバブの木、不思議な形)
そんなバオバブフ味のアイスがEden Projectで食べられるということで楽しみにしていたのですが、
なんとバオバブ味アイス、売り切れ
残念っ!
どんな味がするのか、知りたかった、、、。
どなたかEden Projectを訪問してバオバブアイスにチャレンジして頂き、ぜひともボクの無念を晴らしてください、お願いします。
(右下のSold Outが バオバブアイス、残念、、、)
お土産ショップ
3-4時間掛けて、施設を全部見終わると、最後にお洒落なお土産ショップがあります。
このショップが、また魅力的。 家内もムスメも買いたいものだらけ。
家内は、スキンケア商品、キッチン用品、オーガニック食品など。
ムスメは、大好きなJelly Catブランドのぬいぐるみを見つけて大騒ぎ。
その他にもお洒落なEden Projectグッズがたくさん売られており、お土産ショップだけで 1時間みっちり 楽しめました。
Eden Projectってどこにあるの?:行き方/注意点
Eden Projectの場所
ロンドンとの位置関係で言うと、 ざっくりこんな感じになります↓。
ロンドンから約400㎞。クルマで行くと4.5時間掛かります(Google Map)。
我が家は 途中 バースで一泊しつつ クルマで 行きましたが、帰りはコーンウォールの先端から一気にロンドンまで戻ってきました。
なので、週末だけでいくのはちょっと厳しいかもしれません。可能であれば、3連休などを利用して訪問されるのをおすすめします。
最寄りの街はセント・オーステル。この街からEden Projectまではバスで30分程度の距離になります。
Eden Projectの駐車場
クルマで行く場合は、ナビで設定して近くまで行くと、コーナーごとに 茶色の看板で「Eden Projectこっち→」的な道案内が出てきます。
看板のあるエリアまで来たら(ナビではなくて)その看板に従っていきましょう。
最後まで ナビの指示通りに進むと、迷う可能性があるそうです(Eden Projectウェブサイト情報)。
駐車場は、十分な広さがあるので、スペースが無いという心配はありません。
駐車場から、Eden Projectの入り口(チケット売り場)までは 長い坂道を道順通りに下っていきます(5分以上 結構 歩きます)。
Eden Projectのチケット購入方法 【注意点】
2020年8月現在、コロナ対応で入場制限を行っています。従って、事前にタイムスロットを決めて訪問する必要あり です。
タイムスロット予約は Eden Projectの公式ウェブサイトからできます。
このときにチケット購入するように誘導されますが、チケットを買わずに「タイムスロット予約のみ」が可能です。
我が家は 天候次第で スケジュールを変更しようと考えていたので、ウェブサイトでは チケット購入はせずに タイムスロット予約のみ。 入場チケットは、当日窓口で購入しました。
因みに、料金表は ↓の通り。
(Eden Project公式より 2020年8月時点)
ちょっと高いですね ^^)
でも、これ、イギリスで 最近ありがちな「1年間有効」のチケットになります。再訪の可能性がある人は 大切に チケットを 保管しておきましょう。
Eden Project近くの「秘境お洒落ホテル」
Eden Projectの近くで宿泊したホテルが素晴らしかったので、紹介させてください。
まず そのアプローチからしてイベント性あり。
「これ、どこに着くの?」
と不安になるくらい細い一本道を延々進みます(途中対向車が来たらアウト)。
(わかりますか、細い道。こんな道が延々続きます。)
その一本道の行き止まりに漁港と数件のホテルがあります。
周囲にレストランやお土産屋さんの類は一切ありません。
その数件のホテルの中で一番海寄り、というか海に迫り出しているホテルが The Lugger Innです。
The Lugger innの良いところ
The Lugger innの様子を写真で紹介します。 (8歳ムスメのテンションがマックスになった内装)(ホテルから続く散歩道からの景色)
(いわゆる瑪瑙色の海 一望)
つづいて、The Lugger Innの良いところ。
ーThe Lugger Innの良いところー
- ホテルまでのアプローチが印象的/面白い
- 食事が美味しい
- 部屋のセンスが良い(8歳ムスメのテンション⤴)
- スタッフレベルが高い(終始ストレスを感じさせないサービス)
- 人間観察が面白い(漁港で働く人/海で遊ぶ家族など)
- 朝散歩が最高に気持ち良い(
先ほども書きましたが、周囲には何もありません。数件のホテルと漁港と小さいビーチと崖だけ。
とにかく このホテルに宿泊するためだけに行く「秘境」と言ってもいいような場所にあります。
それでいて、なんともいえない居心地の良さ。
1年後の宿泊予約 完了!
我が家はすっかりファンになってしまい「1週間くらい滞在したい!」との思いから、
その場で 1年後 2021年8月の予約
をしちゃったほど。(来年夏 まだイギリスに駐在しているか不明、、、。)
実際、The Lugger Innのファン/リピーターは多く、予約はいつもいっぱいです。
予約をする場合、あなたも余裕を持って検討してください。
なお、ホテルは AgodaかExpediaあたりで予約するとキャンセル料無しが選択できることが多く便利です。
どちらのサイトも 基本的に宿泊料はほぼ同じですが、たまに片方だけセールしてるってこともあるので、両方チェックすることをおすすめします。
まとめ
「Eden Project & The Lugger Inn」のコーンウォール旅行、魅力伝わりましたでしょうか(笑)
最後に、我が家の旅行の様子をまとめた動画を貼っておきますので、もしよろしければ合わせてのぞいてみて下さい。
Eden Projectドーム内の様子やThe Lugger Innまでの印象的なアプローチなど、イメージが伝わるんじゃないかと思います。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。
~おしまい