どうもSymSymです。
この記事では、ロンドン・リッチモンド在住のボクが、
リッチモンド観光半日ツアー
のモデルプランを紹介します。
リッチモンドはロンドンの西の端。ロンドン在住の方でも行ったことがない人が多いです。
しかし、実はリッチモンドは、ロンドンという大都会に属しながら、リッチモンド公園やリッチモンドヒル、テムズ川といった豊かな自然を満喫することができる「ロンドンの穴場」です。
(リッチモンドヒルからの夕景、iPhoneで撮影)
(秋のリッチモンド公園)
「リッチモンド観光半日ツアー」のラストは、ステーキハウス・ガウチョの特大ステーキで絞めています。
(絵ヂカラのあるステーキ!)
自然を満喫して、絶景を見て、川沿いで平和を感じて、美味しいお肉を食べる「極上の半日ツアー」です。
最後まで読んで 参考にしてもらえると 嬉しいです。
①リッチモンド公園を歩く
タイムスケジュールイメージ: 15:00~17:00
リッチモンド公園までの行き方
(リッチモンド駅 → リッチモンド公園)
- リッチモンド駅から371番のバスにのって 11分、バス停 “American University”で下車。
- バスを降りたら 進行方向 道なりに1分進むと左手にリッチモンド・ゲートが見える。
- リッチモンド・ゲートを過ぎれば もうそこが リッチモンド公園。
駅からの所要時間は15分ほど。
ーリッチモンド駅からリッチモンド公園までの行き方ー
- 371番のバスに乗る(約10分)
- American Unitversityバス停で降車
- 進行方向道なりに徒歩(1-2分)
- リッチモンド公園ゲート 到着
リッチモンド公園とは
もうその広大さに驚きます。その広さは、2500エーカー。
代々木公園の20個分。よくある「東京ドーム」でいうと250個分になるらしい。
かつては 王族のハンティングが行われていたとか。
公園内には、オークを中心に年輪を重ねた木々が豊かに生い茂り、たくさんの動植物が生息しています。
その代表は鹿ですかね(赤鹿とダマ鹿という種類がいるらしい)。驚くほどたくさんの鹿がいて、突如 目の前に鹿の大群が現れることもあります。
週末になると、たくさんのサイクリスト/ジョガーが汗を流し、犬を散歩させる人や家族連れが多く訪れます。
中には絶景を望めるおしゃれなレストランもあります。
リッチモンド公園の歩き方
1)ただ散歩したい派
散歩するなら舗装道路から外れた道を歩いてみましょう。
舗装道路にはサイクリストやジョガーが多いので、ゆっくり気ままに歩くには 自然の中の舗装されていない道をいくのがおすすめ(笑)。未舗装とは言っても、きちんと整備され、歩きやすい歩道です。
2)ちょっと目的を持って歩きたい派
少し距離はありますが、イザベラプランテーションまで頑張って歩いてみるとのも◎です。リッチモンドゲートからは徒歩約35分程度。行って見て帰ってくると1.5時間くらい掛かりますが、綺麗に整備された草花を見ることができます。
イザベラプランテーションはリッチモンド公園の中にある庭園。ツツジを中心に様々な花が丁寧に育てられています。色とりどりの花々が咲き乱れる庭園内はどの角度を切り取っても「映える」要素だらけ。
ーリッチモンド・ゲートからイザベラプランテーションまでー
- 徒歩 片道40分、往復80分。
- イザベラプランテーションの中を見てプラス30分。
- →結構な健脚向き!
(舗装されていない道を歩くのが気持ち良い)
リッチモンド公園の見どころ
とにかく、ロンドンにいながらにして、大自然。
それでいて、パーク内をよく観察すると きちんと管理/整備が行き届いてるんです。
その絶妙なバランスが なんとも 心地良い。
アクセントとしては、パークの中では頻繁にシカの群れに会うことができます。あなたも運が良ければ シカ みれます(笑)。
↓の動画は ホームビデオの域を出ていない動画ですが、リッチモンド公園の散歩の様子を納めたものなので よろしければ 覗いてみて下さい。イメージが湧くと思います。
【リッチモンド公園 動画】
②リッチモンドヒルからの絶景を見る
タイムスケジュールイメージ:17:00~17:30
リッチモンドヒルまでの行き方
(公園 → リッチモンドヒル)
公園を後にして、いよいよステーキハウス・ガウチョに向かいます。
まず、リッチモンド・ゲートから公園を出て、そのまま直進。
3分ほど歩くと、左手にテムズ川を広く見下ろすことができる場所に出ます。
ここが テラスフィールドの上に位置する“リッチモンドヒル”。
ーリッチモンド・ゲートからテムズ川沿い遊歩道までの行き方ー
- リッチモンド・ゲートから公園の外に出る
- 直進すると左手にテラスフィールドが見えてくる
- リッチモンドヒルからの眺望が絶景
- テラスガーデンの中を通ってテムズ川沿いまで下る
(ほんとに絵葉書みたいな絶景、iPhone撮影)
リッチモンドヒルの見どころ
ここから見る景色は まさに「絶景」。
近所に住むイギリス人のおばあさんが「ロンドンNo.1の景色」と言っていました。
真偽は別にして、本当に 写真集のような素晴らしい景色。
ぜひ あなたも 写真におさめてみて下さい。
因みに、時間に余裕がある方は、リッチモンドヒルの背後にあるパブ・ROEBUCKでビールやプロセッコを買っちゃいましょう。
周りのイギリス人にならって、ベンチが空いていれば、テムズ川の絶景を見ながら、食前酒。至福。
普通に歩いたらヒルからテムズ川までは10分ちょっと。ゆっくりと時間を掛けてリッチモンドを楽しみながら行きましょう。
③テムズ川沿いを散歩する
タイムスケジュールイメージ:17:30~18:15
テムズ川沿い遊歩道までの行き方
(リッチモンドヒル → テムズ川沿い歩道)
リッチモンドヒルでの食前酒が終わったら、ヒルからテムズ川まで一気に下ります。
ルートはいろいろありますが、テラスガーデンの中を通って 川辺まで下ることができます。テラスガーデンの草花や芝生も手入れが行き届き、なんとも心地良い場所。季節の良い晴れた日には、ここで1日中ピクニックをしている家族連れがたくさんいます。
ここも写真スポットなので、花を前景に バックのテムズ川をのぞむようなアングルで 、1枚どうぞ。
【テラスガーデンの動画】
テラスガーデンの一番下まで下ったら、車道に出ます。 その車道を渡れば、もうテムズ川です。
川沿いの遊歩道を 右(テムズ川下流方向/ロンドンセンター方向)に進みます。
テムズ川沿い遊歩道の見どころ
ここは、川沿いをジョギングする人/犬の散歩する人、夕涼みする家族連れ、どこをどう切り取っても「平和で幸福な光景」が続きます。
川面から吹く風を感じながら、平和な光景の中を進んでいきましょう。
途中、ゴールのステーキハウス(ガウチョ)がありますが、そのまま 少し通り過ぎて、すぐ先に見えるリッチモンド橋まで行きます。
ーテムズ川沿い遊歩道(リッチモンド橋/ステーキハウス・ガウチョまで)-
- 川面からの風を感じつつ
- 平和な景色を楽しみにながらゆっくり散歩
橋の上から さらに下流方向を眺めると夕景。
太陽が良い感じに傾いていれば、ここでも 写真。
④ガウチョでステーキを食す
タイムスケジュールイメージ:18:15~20:15
橋からステーキハウス・ガウチョに戻って入店。
これでちょうど18:15くらいでしょうか。
案外 この時間から夕食を始めるイギリス人も多く、既に 店は 良い感じに賑わっていると思います。
というか、人気レストランでなかなか予約が取れないので、早い時間帯からたくさんお客さんが入っているのかなとも思います(真偽不明)。
ガウチョとは
ステーキハウスはイギリス全土、さらには海外にも展開している高級アルゼンチンステーキのレストラン。ロンドン中心部にも数店あるが、どれも高級クラブのような豪奢な内装をしたイケてるお店。
そのリッチモンド店がこちら。同じく高級かつお洒落な店構えではあるが、こちらのお店ではテムズ川を見渡すテラス席がおすすめ。季節の良い時期は 数日前から予約で満席になるので、ぜひ 予約をしてから訪問してください。
ガウチョでのオーダーのポイント
注文の際には、肉の各部位を載せたボードで それぞれの特色を説明してくれる。複数人で行く場合は、シェアを前提にして 重量のあるステーキをいくつか注文するのがおすすめです。
予算のイメージは、我が家(大人1人+小学生女子1人)で ワインを2万円くらい(食前酒+ワインボトル一本含む)。お酒飲まなければ、一人5000円くらいでしょうか。
まとめ
リッチモンド公園の自然からはじまって、リッチモンドヒルの絶景、テムズ川沿いの平和散歩、最後はステーキハウスのテラス席で美味しいお肉。
いかがでしたでしょうか。
是非 機会を見つけて 天気の良い週末などに半日かけてリッチモンドを満喫してみて下さい。きっと普段のロンドンとは少し違った週末になるんじゃないかと思います。満足度も高いはず(笑)。
最後に、↓の動画には、この記事で 紹介した半日ツアーのポイントが入っています。イメージが湧くかと思うので、半日ツアーを計画するときに あわせて 覗いてみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
一人でも リッチモンドファンが増えたら 嬉しいです。
~おしまい