どうもSymSymです。
2021年8月
夏休み旅行でスコットランドに行きました
車でロンドンを出発。
スコットランドに向かって北上しながら、
途中リバプールや湖水地方に滞在しながら、
エジンバラを経由してスカイ島まで足を伸ばしました。
全行程2200km
ロードムービー的な家族旅行
ロングドライブはそれなりに大変でしたが、
イギリスの牧歌的な景色や目まぐるしく変わる天候も楽しみながら、
とても思い出深い旅行になりました。
この記事は、
旅行のハイライト
スコットランド・スカイ島にフォーカス
した旅行記になります。
【この記事の対象】
- スコットランド・スカイ島旅行に興味がある方
(特に家族旅行を計画中のお父さん・お母さん)
に向けて、
【この記事の内容】
- スカイ島ってどんなところ?
- スカイ島までの行き方
- スカイ島に持っていくと良いもの
- スカイ島の見どころ
などを紹介します。
この記事を読めば、
【この記事を読んでわかること】
- 家族でスカイ島旅行をする際のポイント
が理解できると思います。
また、言葉と写真だけは伝えきれない部分もあるので、
参考までに 旅行の様子を3分にまとめた動画を貼っておきます。
合わせて見てみてください。
絶景だらけのスカイ島の様子が伝わると思います。
https://youtu.be/vCt6dtb2U4g
スカイ島ってどんなところ?
スカイ島の名前の由来
スカイ島のスカイは
「空」の「Sky」ではなく
「Skye」
と綴ります。
島の名前の由来は、
古代ノース語(バイキングが使っていた言葉)で
「翼の形をした島」にちなんでいるとか
確かに、
翼の形に見えないこともないもないけど、、、。
スカイ島は、
近くを流れるメキシコ湾流の影響もあり、
天候が非常に変わりやすく、
別名「霧の島」
と呼ばれるくらい
濃霧に覆われる日が多いのも特徴です。
我が家が旅行していた時も
陽が出ていたかと思えば、
次の瞬間には強風だったり、濃霧だったりと、
目まぐるしく天候が変わりました。
日本ではとても経験のできないような
天気の激変は
むしろスカイ島旅行の醍醐味
です(笑)。
ちなみに、スカイ島は、英語で
「Isle of Skye」
と書きます。
Skye Islandとは言いません。
IsleとIslandの違いをイギリス人に聞いたところ、
- Isleは小さい島(且つ 古風な言い方)
- Islandは大きい島
とのことでした。
確かに、
- イギリス周辺にある島はどれも小さめの島ばかりだからか、
- あえて古風な言い方をしたいからなのか、
Isle of ManやIsle of Witeのように、
「Isle of 〜」の呼び方が多いですね。
スカイ島の場所
スカイ島の位置は、地図でいうと↓ここです(赤マーク)。
(スカイ島-赤-、ロンドン-緑-)
スコットランドの北西部にある島です。
後ほど「旅程」のところでも触れますが、
ロンドンから見ても とても遠い場所にあります、約1100km。
(東京↔️福岡 くらいの距離感)
スカイ島旅行の目的
我が家が2021年夏休みの家族旅行の行き先として
スコットランド・スカイ島を選んだ理由は、
おとぎ話に出てくるような絶景
豊かな自然な美しさ
を見てみたかったから。
記事の先頭に貼った動画でも
360度 絶景だらけのスカイ島
の様子が確認できると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=vCt6dtb2U4g
↓は、旅行前にボクが魅せられたスカイ島の写真です。
旅程と家族旅行のポイント
旅程
今回の家族旅行の前提を整理すると、
- メンバー:父(50歳)、母(XX歳)、ムスメ(9歳)
- 日数:10泊11日
- 全行程ルート:
ロンドン
↓
リバプール(1泊)
↓
湖水地方ウィンダミア(3泊)
↓
エジンバラ(2泊)
↓
スカイ島(1泊)
↓
フォートウィリアム(1泊)
↓
グラスゴー(1泊)
↓
ヨーク(1泊)
↓
ロンドン - 移動手段:自動車
です。
小学生の子供がいたので
比較的ゆったりした旅程を組みました。
スカイ島内の移動を地図で見ると、↓こんな感じ。
旅程にすると、
- 1日目(2021年8月11日)
朝 エジンバラ→スカイ島(車で6時間)
↓
昼過ぎ スカイ島到着
↓
午後 ニースト岬灯台(島の西端)ハイキング
↓
宿泊 スカイ島 ブロードフォード ホテル
- 2日目(2021年8月12日)
朝 フェアリープール(島の真ん中)ハイキング
↓
ランチ 海を見渡すベンチでFish&Chips
↓
午後 スカイ島→フォートウィリアム(車で3時間)
という感じです。
スカイ島内には観光に適した交通手段がないので、
車(レンタカー)での移動
がメインになります。
バスツアーもあるようですが、
子供連れの家族旅行の場合は、
フレキシブルに対応できた方が良い
ので、レンタカーがおすすめです。
我が家はロンドン在住なので
(またコロナ禍のご時世なので)
ロンドンから自家用車で行きましたが、
飛行機でエジンバラに着いて、
空港でレンタカー
というのが一般的なパターンになります。
我が家が、スカイ島で訪問した場所は、
- ニースト岬灯台
- フェアリープール
の2つの見どころ。
※↑の地図の⭐︎マークのところ
次の章で紹介するように
スカイ島には他にも素晴らしい見どころがたくさんあるのですが、
- ロンドンからの全行程が11日間の自動車移動
- 子供(9歳)の体力
を考慮して
スカイ島でも訪問する場所を厳選して
ゆとりのあるスケジュールにしました。
行った場所は2箇所ですが、
スカイ島は360度 全て絶景の島
です。
島内移動のドライブ中も
感動を覚えるような絶景が続きます。
あそこもここもと 予定を詰め込まなくても
スカイ島の魅力は十分堪能可能
です。
スカイ島では、
自然が相手となる観光が多くなるので
子供連れの旅行の場合は
特に思い切って行く場所を絞り込む
そうすることで、かえって
濃密な思い出作り
ができると感じました。
持っていくと良い物
自然いっぱいのスカイ島を満喫するためには、
スケジュールには
ぜひハイキングも取り入れたい
その場合、
雨よけ、風よけができる動きやすい服装
が基本になります。
我が家が旅行に持って行った良かったものは、
- トレッキングシューズ
(足場を気にせずハイキングができる) - 防水ジャケット/レインコート
(レインコートがあることで悪天候も楽しめちゃう) - フリースジャケット
(天気の変化に合わせて服をレイヤーするのがおすすめ) - バックパック
(ハイキング中 両手をフリーにしておけます) - 虫除けスプレー
あたりです。
虫除けスプレーについては、
夏場のハイキングスポットで
ときどき 大量の蚊が発生することがあるらしいので、
その対策になります。
我が家がハイキングをしたときは、
強風だったためか、蚊が気になることはありませんでした。
それでも、
他の観光客も虫除けスプレーを使っている人を多く見かけたので、
念の為、持っていくことをおすすめします。
スカイ島の見どころ
旅行前に調べた情報も含めて、
スカイ島の見どころをリストアップします。
中には、
数時間のハイキング/トレッキングが必要な場所もあり、
全てが子供連れ旅行におすすめというわけではありません。
↓のリストでは、
家族旅行で
「訪問しやすい順」
に紹介していきます。
1)スリガカン・オールドブリッジ
約200年前に建てられた石造りの眼鏡橋が
スリガカン・オールドブリッジです。
島の西部に移動するときに
ドライブしながらでも見ることができます。
山や川をバックにした石造りの橋は、絶好のフォトスポット。
いつ通っても、多くの人がカメラやスマホを構えて写真を撮っていました。
(スリガカン:島の中心部にある⭐︎マークのところ)
2)キルト岩の滝
(出典:O-Dan)
我が家は訪問していないのですが、
大迫力で断崖から直接海に落ちていく「キルト岩の滝」も
スカイ島の見どころの一つ。
駐車場からビューポイントまでは
歩いてすぐのようなので、
子供連れの家族でも問題なくアプローチできます。
3)ニースト岬灯台
海に突き出た岬の先端に
いかにも絵になる灯台が建っています。
個人的には、
King of 絶景!
です。
ボクは、この絶景の写真をみて、
スカイ島に行ってみたい
と思いました。
島の西端に位置するので、アプローチは少し大変です。
岬に近づくにつれ、道路の幅も狭くなり、対向車とのすれ違いに苦労します。
駐車場から灯台までは歩いて30分以上かかりますが、
写真の絶景は駐車場から徒歩数分の距離で見ることができます。
スカイ島観光のハイライト的な場所でした。
(ニースト岬:島の西端の⭐︎マークのところ)
4)フェアリープール
「妖精のプール」
名前に惹かれますよね。
スカイ島の人気スポットです。
山から流れてくる清流とたくさんの小さな滝が
幻想的な雰囲気を醸し出します。
小川に沿って進んでいくハイキングコースです。
家族で楽しむことができます。
我が家が訪問した時は、
スタート直前にそれまでの晴天から一転
強風のフェアリープール
になってしまいました。
それでも、なぜか、
強風の中のハイキングが
思いのほか楽しい
1時間ほど進んだところで引き返しましたが、
とても思い出深いハイキングになりました。
また、
意外にもムスメ氏の足取りが力強い!
我が子の成長も感じられる幸福な時間でした。
きっと天気が良く十分に陽の光がある状況であれば、
もっと「妖精のプール」っぽい写真/動画が撮れたと思います。
それでも、↓の動画から
強風下の楽しいハイキングの様子、
伝わるんじゃないかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=vCt6dtb2U4g
(Fairy Pools : 島の中心部少し西側の⭐︎マークのところ)
6)オールドマンオブストー
最後は、
奇岩が魅せる絶景スポット
オールドマン・オブ・ストー
です。
ストーは、
ストールを意味していて、
ネクタイのように細長い形状から名前が付けられたようです。
これぞ、スカイ島!という絶景ですが、
こちらは、1時間以上のトレッキングの後に
目にすることができる景色です。
子供連れで行く場合は、
十分に時間をとって訪問されることをおすすめします。
まとめ
スカイ島は比較的小さい島ですが、
それでも 1日に何箇所もの見どころを見て回るのは、
厳しいです。
本文中でも説明しましたが、
子供連れの家族は、
- 子供の体力と相談しながら
- かつ、少しチャレンジングなハイキングを織り交ぜながら
欲張り過ぎない旅行計画を立てるのが大事です。
また、イギリス全体で言える話ですが、
スコットランドやスカイ島の旅行では、
お天気アプリで予報を確認しながら
フレキシブルにスケジュールを組み替える
のも快適に見て回るポイント。
例えば、
- 島の西側は 午前中 天気が良さそう
→少し早起きして出発 - 午後は島全体で天気が崩れそう
→キルト岩の滝なら少し雨が降っていても大丈夫
という感じ。
はじめからスケジュールがぎっしり詰まっていると、
フレキシブルな対応が難しくなります。
ゆとりある計画作りをおすすめします。
実は、当初、我が家の夏休み旅行の候補としては、
イタリア・シチリア島が本命
でした。
やっぱり夏らしい太陽と海を求めて
地中海やアドリア海のリゾート地に出かけたくなります。
しかし、2021年夏時点では
コロナ規制の影響もあり、イギリス国外には出難い状況。
シチリア島とスカイ島では
全く違ったスタイルの旅行になるので、
どちらにするか悩みました。
そして、
やや消去法的に選んだスカイ島旅行
それが、
これまでの「リゾート旅行」と違うスタイルになったこともあり、
結果的にとても思い出深い家族旅行になりました。
また、
行く前に心配していた天気の問題
に関しても、記事の中で触れた通り、
きちんとした準備をしていくことで
天候の変化すらも楽しめる
ことに改めて気づきました。
そして、たとえ 雨の予報になっていても、
1日中雨が降り続けるということはあまりないようです。
我々の滞在中も、
雲の切れ間に陽がさし
急に絶景が拝める
ということがよくありました。
天気予報が悪くても諦めずに、
アプリの1時間予報なども駆使して賢く観光しましょう。
雨上がりの澄んだ青空の美しさ
は神々しく思えるほどでした。
日本人には遠く感じるスカイ島ですが、
チャンスがある方はぜひトライしてみてください。
絶景の連続に興奮が止まらない旅行
になるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
〜おしまい