どうも、SymSymです。
ボクも 全く同じだったからね。
撮ってきた動画素材を並べて 編集しようと思ったら、
- 素材があり過ぎて カット選べない
- 一方、使いたいカットは撮影してない
という失敗の連続。
編集の効率も悪くなっちゃうんだよね。
そんなときは、動画制作の工程を
「計画→撮影→編集」
に分けて考えて
「計画」にしっかり時間を掛けるのが大事!
計画とは、
動画制作の「設計図」を作るってこと!
ということで、この記事では、
動画制作の効率を上げる方法
「設計図」を準備する
について、書いていきます。
この記事は、
【この記事の対象】
- 動画制作 初心者
- 動画制作に長時間掛かってしまう人
- 編集効率が悪いなと感じてる人
に向けて発信しています。
この記事を読むことで、
【この記事を読んでわかること】
- 動画制作における「設計図」のメリット
- 「設計図」の作り方
- 「設計図」の使い方
あたりが理解できます。
この記事は、
数ヶ月前の自分に対するアドバイス
のつもりで書いています。
動画制作 初心者の方ほど
「設計図」のメリット
をきちんと理解して活用すべきです。
動画制作の「設計図」ってなに?
動画制作の3つの工程
動画制作というと
①撮影と②編集 だけだと考えがちですが、
この考えを改めるところから始めましょう。
動画制作とは、
①計画→②撮影→③編集
3つのステップで構成されています。
この「計画」にあたる部分が
「設計図」を準備する
ということになります。
動画制作において、
計画=設計図作りは
「撮影」や「編集」と同じくらい大切
です。
「計画」が不十分だと失敗する
「計画」の部分が不十分なまま
撮影→編集というステップに進んでしまうと
必ず失敗します。
冒頭のウラちゃんの話のように
編集段階になって
- 素材が多過ぎてカットが選べない
- あんなカットがあればいいのに、、、
という問題が出てきて、
- 編集効率が低下する
- まとまりのない動画になる
という失敗につながります。
最悪の場合、
完全に作業の手が止まってしまう
なんて事態になる可能性もあります。
「計画」段階でしっかりと「設計図」を作り込んでおくことで
- 「設計図」に従って 必要なカットを撮影
- 「設計図」に従って 動画素材を編集
が可能になります。
残りの工程が 断然 スムースになり
効率改善になるという仕組みです。
「設計図」の作り方
「設計図」の内容
「設計図」作りとは、簡単にいうと
どんな動画を作りたいかを考える 作業
です。
具体的には、
「企画」と「構成」
という2つ作業に分けられます。
まず、企画は、
―企画(目的を明確にする)ー
- 誰に伝えるのか
- 何を伝えるのか
- 見る人にどんなふうに感じてほしいのか
を整理すること。
その上で、
その「企画」を実現するためにの「構成」を考えます。
―構成(どう伝えるか)―
- どんな順番で何を見せるのか
- どんなBGMが効果的か
- どんなエフェクトが効果的か
- テロップはどうすれば効果的か
を考えます。
「設計図」の例
では、どんな感じの「設計図」を用意すればよいか。
ちょっと 我が家の旅行動画を例にしてサンプルを作ってみました。
まず、タイトルはこんな感じで↓。
【タイトル】
海外駐在員の家族旅行
続いて、
企画(目的を明確にする)はこんな感じ↓。
【企画(目的)】
- 誰に:
→日本に住む家族に
(おじいちゃん、おばあちゃん) - 何を:
→自分たち家族の元気な様子を - どう感じてほしいか:
→元気に旅行を楽しむ様子を見てもらって
近況報告かねがね 安心してもらう
さらに、構成(どう伝えるか)はこんな感じ↓。
【構成(どう伝えるか)】
- シーン割:
- オープニング
荷造り
車のエンジンをスタート - 目的地到着までの道中
車の窓から景色(都会から田舎へ) - 宿泊先 到着
ホテルチェックインの様子
ホテルの中や 周辺の探索 森/川/海など - 観光
イギリス・リゾート地の雰囲気
田舎の自然の風景
(ロンドンとは全く違うイギリスの顔) - 食事/1日の終わり
ご当地名物の食事
家族が旅行1日を振り返る会話 - エンディング
名残惜しいホテルチェックアウト
帰路 道中の景色
前日 ホテルで撮影した夕暮れの様子
- 曲選び:
ポップ/カントリーな感じ(明るい感じ)
- テロップ
ホテル/観光地などの旅情報を入れて
リアルな状況説明
一緒に旅行をしている気分になってもらう
ざっくりではありますが、
この「企画」+「構成」が
イコール「設計図」になるイメージです。
こんな感じで
伝えたいこと や 動画の流れを準備しておけば
あとはこの「設計図」に従って
必要なカットを撮影し、
順番に編集していけばOK。
撮影/編集を効率よく進められます。
逆に、
こうした準備が不十分だと、
- ずっとカメラを回しっぱなし
→無駄なカットがたくさん
→編集段階でカットの選別が大変
だったり
- 必要シーンの不足
→夕陽のシーンで終わりたいけど素材なし
ということになります。
プロの動画クリエイターであれば、
クライアントやスタッフに対して
これからどんな動画を作るのかを
きちんと理解してもらう必要があります。
(もしくは 承認をもらう必要)
そのために、
絵コンテや脚本を用意するのが一般的ですが、
この絵コンテや脚本も
動画制作の「設計図」ということになります。
「設計図」、その他のメリット
ここまでの説明で、
「設計図」を準備することで、
撮影や編集の作業効率が
大幅に改善すること
を理解してもらえたと思います。
最後に、
作業効率以外の設計図のメリットを紹介します。
それは、
「伝わる」動画
が作れるということ。
つまり、
前章の例で言えば、
- 誰に:
→おじいちゃん、おばあちゃんに - 何を:
ロックダウンが続くイギリスで
元気に仲良くやっている息子家族の様子を
田舎の綺麗な景色と共に伝えることができる
ということ。
メッセージがクリアで
「伝わる動画」/「刺さる動画」
が完成します。
これは、
「設計図」のもう一つの大きなメリット
です。
まとめ
この記事では、
動画制作における
「設計図」のメリットや作り方
について説明しました。
「設計図」を準備することで、
「ただなんとなく動画を作る」
という段階から
「伝わる動画を効率的に作る」
という段階にステップアップします。
そして、それは、
これまで以上に
動画制作を楽しくする
ことにつながります。
あなたも次の動画制作で、
「設計図」を準備して チャレンジしてみてください。
正直、すぐに効果を期待するのは難しいかもしれません。
ただ、繰り返し トライ&エラーを継続することで、
必ず これまでより ワンランク上の動画制作ができるはず。
この記事が そのヒントになれば とても嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
〜おしまい