③動画 撮影編

【超初心者向け】ソニー α6400 スロー&クイックモーション 設定の考え方

どうもSymSymです。

ウラジミール
ウラジミール
ソニーの一眼カメラ 買ったんだけど、機能がいっぱいあり過ぎて 使いこなすの大変だね、、、。 そもそも モードダイヤルにある「S&Q」って 意味もよくわからないよ、、、。 もう挫折しそう、、、。
SymSym
SymSym
ウラちゃん、心折れかけてるね、大丈夫? 動画撮影の機能って 写真(スチール)撮影と 微妙に違うから、戸惑うことも多いよね、わかる! 「S&Q」はスロー&クイックモーションのこと。 一度 理解しちゃえば 簡単だから、この記事を読んで トライしてみて!

ウラジミール
ウラジミール
ホントに簡単? ウラでも大丈夫? じゃ、がんばるから 超初心者のウラでもわかるように説明してね!

ということで、この記事では、

ソニー 一眼カメラ α6000シリーズ

スロー&クイックモーションの
機能/設定/考え方

を説明していきます。

基本的には、ボクが使っているα6400を使って説明します。 α6000シリーズ共通と思いますが、個別機種によって 若干 やり方がことなることがあるかもしれません。 ご了承下さい。

スロー&クイックモーションとはなにか?

まずは ソニーの公式サイトから ↓こちらの動画をみて下さい。

百聞は一見に如かず ですが、
あえて言葉で説明すると、

スローモーションとは

肉眼では捉えられない一瞬を記録
例)鳥が飛び立つ瞬間、愛犬の走る様子

これは、
誰でもわかること。

で、もう一方は、

クイックモーションとは

長時間の現象を短い時間に短縮して記録(タイムラプス)
例)花のつぼみが開花する様子、雲や星空が変化する様子

のこと。

スローやクイックを
自由自在に撮影できたら、
動画表現の幅が広がりますよね。

ただ、残念ながら、
ソニーのメニュー設定は 世間でも
「わかりにくい」と評判、
決して ユーザーフレンドリーとは言えません。

その中でも、
個人的には スロー&クイックモーションの設定が
特にわかりにくくて、苦労しました、、、。

SymSym
SymSym
次の章から、その設定の手順/考え方を 初心者目線で 丁寧に 説明します。

スロー&クイックモーションの設定 手順

手順①:モードダイヤルは 「S&Q」

まず、モードダイヤルで「S&Q」を選択。

これは 問題ないですね(笑)。

手順②:「MENU」→「カメラ2(📷2)」→「S&Q」

続いて「Menu」ボタンを押して

「カメラ2(📷2)」→「スロー&クイック設定」

を選びます。

これも問題ないと思います。

手順③:「記録設定」の設定

ここで言う「記録設定」とは

最終的に動画にするときのFPSのこと

編集時のFPSのことです。

このあたりが
ソニーの設定のわかりにくい部分(笑)。

つまり、

最終的な動画を
「60FPS」か「30FPS」か「24FPS」か、

どれで書き出ししたいか

ということを聞かれています。

フレームレートとは

1秒間に動画で見せる
静止画の枚数(コマ数)。

単位はFPS (Frames Per Second)で
「コマ/秒」で表します。

つまり、
動画の動きのなめらかさを決める指数。

数値が大きくなると、
データが重くなる等のデメリットもあり、
いちがいに数値が大きい方が
良いわけではない。

FPSの考え方は
↓の記事で詳しく説明しているので、
興味ある方は あわせて読んでみて下さい。

【解決】初心者向けフレームレートの考え方どうもSymSymです。 動画撮影の設定は、最初にカメラを手にした人だれもが ぶつかるカベ、ですよね。 この...

すごく簡単に言っちゃうと、

  • 30FPS:クリアな映像(TVっぽい)
  • 24FPS:映画っぽい雰囲気のある映像

という違いになります。

ボクは、
24FPSの動画にしたいので、
「記録設定」の設定は 「24p」を選んでいます。

ここは 好みの違いなので、
どれが正解 というのはありません。

ウラジミール
ウラジミール
なるほど、ここまではよくわかった!

手順④:「フレームレート」の設定

また「フレームレート」という言葉が
出てきました!

こういうところが、
ソニーのメニュー設定は、、、。

続けます。

背面モニターは ↓こんな感じになります。

ここでいう「フレームレート」とは

どれくらいスローにしたいか、

または クイック(短縮)にしたいか

ということを聞かれています。

ウラジミール
ウラジミール
ん、どういう意味? わからん?

つまり、

先ほど設定した「記録方式」=24pより

「フレームレート」の数字が

大きければ「スロー」
小さければ「クイック」

ということです。

ウラジミール
ウラジミール
ん、まだわからん?
SymSym
SymSym
だよね、↓の写真の赤枠のところを見てみて

↑の赤枠の部分は、
要するに、
「24p」で 書き出す動画を
「120 FPS」で撮影すると
「5倍スローモーション」
(5倍=120 FPS ÷ 24p)になりますよ、
って教えてくれてます。

ウラジミール
ウラジミール
おー、なるほどー!

同様に、
記録設定「24p」で書き出す場合、

  • フレームレート「60 FPS」なら 2.5倍スロー (2.5倍=60 FPS ÷ 24p)
  • フレームレート「30  FPS」なら 1.25倍スロー (1.25倍=30 FPS ÷ 24P)

一方、
クイックモーション(タイムラプス)は、

  • フレームレート「15 FPS」なら1.6倍クイック (1.6倍=24p ÷ 15 FPS)
  • フレームレート「8 FPS」なら3倍クイック (3倍=24p ÷ 8 FPS)

という具合です。

フレームレートは
最速 「1 FPS」まで選択可能なので、
24倍まで速くすることができます。

24分かけて撮影した映像を
1分の動画にまとめる
(タイムラプス)

ことができるということになります。

↓は α6400 の取説から。
全ての「記録設定」と「フレームレート」の再生速度の一覧になります。

もう一度 ↓のソニー公式サイトの動画を確認してください。

この動画の設定は、

  • 「S&Q 記録設定」は「30p」
  • スローの場合「S&Q フレームレート」は「120 FPS」(=4倍スロー)
  • クイックの場合「S&Q フレームレート」は「8 FPS」(=3.75倍クイック)

となっています。

スロー&クイックモーションの注意点

ということで、
積極的に使っていきたい
スロー&クイックモーションですが、
利用する際には 少し注意点があります。

以下のことを覚えておいてください。

    • 記録方式はXAVC S HDになる
      (4K動画は撮れない)
    • 音声は録音されない
    • スローの時はSSが速くなるので 十分な露出が得られず 暗くなりがち
      (F値とISO感度で 手動調整しましょう)
    • 逆にクイックの時は露出過多になって白飛びしがち

「スロー&クイックモーションモード」での露出モード選びは、

「MENU」→「カメラ2(📷2)」→「S&Q 露出モード」

で希望のモードを選べます。

まとめ

SymSym
SymSym
ウラちゃん、スロー&クイックモーションの機能と設定の考え方は、理解できた?
ウラジミール
ウラジミール
うん、考え方さえ理解しちゃえば、設定は 簡単だね!
スロー&クイックモーション 設定 手順
  • モードダイヤルは 「S&Q」
  • 「MENU」→「カメラ2(📷2)」→「S&Q」
  • 「記録設定」の設定 (書き出す動画のFPS)
  • 「フレームレート」の設定(どれくらいスロー/クイックにするか)

これだけでの手順で、
あなたの動画に
幅広いアクセントがつけられます。

積極的に
スロー&クイックモーション モード
を利用しましょう!

以上、
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

~おしまい

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