どうもSymSymです。
ということで、この記事では、
ソニー ミラーレス一眼カメラ α6000シリーズ
動画撮影の基本設定
について、解説していきます。
- ソニー α6000シリーズを買ったけど、動画撮影の基本設定がよくわからない人
- 動画撮影の設定に出てくる言葉の意味がよく分からない人
- 動画撮影の設定をなんとなく やってる人 / きちんと理解して 設定したい人
に向けて、
- 動画撮影の基本設定の考え方
- あなたにふさわしい設定
- 設定のために理解すべき言葉の意味
あたりについて、説明していきます。
昔の自分も含めて、写真(スチール)撮影の設定はわかっても、動画撮影の設定はなんとなくやっちゃってるという人、案外 多いんじゃないかと思います。
この記事を読むことで、なんとなくボヤっとしていた設定のことが、クリアに整理されると思うので、ぜひ 最後まで 読んでみて下さい。
この記事では α6400を使って、動画撮影の基本設定を説明していきます。 基本的には、α6000シリーズ共通のことがほとんだと思いますが、個別機種によって 若干 やり方がことなることがあるかもしれません。 ご了承下さい。
動画撮影時のモードは 2つだけ
動画撮影は、写真(スチール)撮影よりも設定する項目が多くて少し複雑ですよね。 ボクの場合、これが「動画撮影の設定、なんとなくよくわからない」の原因だったと思います。
ただし、動画撮影のモードダイヤルは 2つだけです。それは、通常の「動画撮影モード」と「スロー&クイックモーションモード」。

「スロー&クイックモーションモード」は その名の通り、ちょっと特別なモードなので まずは 「動画撮影モード」をきちんと理解すればOK。
いまから 順を追って「動画撮影モード」の設定について説明します。
動画撮影時のモードダイヤル(動画撮影モード)
動画撮影モードの設定で考えるポイントは、↓の3点になります。
- 露出モード(P/A/S/M)
- 記録方式(XAVC S 4Kなど)
- 記録設定(フレームレートとビットレート)
ポイント①:露出モードの設定 やり方
写真(スチール)撮影であれば、露出モード(P、A、S、M)は モードダイヤルを使って、選ぶことができました。
ところが、
動画撮影の場合、露出モードは「MENU」から選択する
必要があります。
ボクの場合、これがまず、最初のつまづきポイントでした(笑)。
モードダイヤルで操作しないとなると「あれ? 動画撮影のときって どうやって ISO感度 変えるんだっけ?」
みたいなアホな状態になったこと あります、、。
やり方は、理解してしまえば、簡単。
「MENU」→「撮影設定2(📸2)」→「露出モード」→モードを選ぶ
(「MENU」→「撮影設定2(📸2)」→「露出モード」)
(モード P/A/S/M を選ぶ)
Fn(ファンクション)ボタンを使おう!
露出モードの設定は、よく使うのでファンクションメニューに登録しましょう。すばやく機能を呼び出すことができます。
「Menu」→「撮影設定2」→「ファンクションメニュー設定」から登録できます。

動画撮影の露出モードの考え方は 写真撮影と同じです。カメラの基本を マンガで 猛烈わかりやすく説明してくれている本がこちら。 ホント 覚えることは3つだけ。
ポイント②:動画記録方式の設定 やり方 と 考え方
設定のやり方
設定のやり方は、露出モードの設定とほぼ同じ。
「MENU」→「撮影設定2」→「記録方式」→モードを選ぶ
設定の考え方
そもそも「記録方式」ってなに? っていうのが、昔のボク。
(「MENU」→「撮影設定2」→「記録方式」)
「記録方式」とは、α6400の取説には 次の3つの説明があります。
(取扱説明書より)

↑こんな感じ。
超簡単にいうと、
- XAVC S 4K・・・4Kで超綺麗
- XAVC S HD・・・4Kの次に綺麗
- AVCHD・・・例えば DVDにコピーするならこの方式
という感じ。
従って、せっかくの一眼カメラ、普通の人は、4Kで綺麗に撮影した方がいいので、XAVC S 4KでOK。
データ量を左右するのは、
次に説明するビットレートの方。
なので、XAVC S 4K でいきましょう。
ただし、撮影した動画をスマホに転送したい人に限っては、XAVC S HDを選んでください。 4Kは スマホへの転送ができません。
- 普通の人 → XAVC S 4K・・・超綺麗
- スマホ転送する人 → XAVC S HD・・・転送可能
- DVDにコピーする人 → AVCHD・・・互換性〇
ポイント③:動画記録設定 やり方と考え方
動画記録 設定 やり方
やり方は同じく、
「MENU」→「撮影設定2」→「記録設定」→モードを選ぶ
でOK。
(「MENU」→「撮影設定2」→「記録設定」)
考え方
先ほど 「記録方式」で選択した「XAVC S 4K」の場合、「記録設定」の選択肢は、


の通り、4パターンあります。
動画記録設定で 考えないといけないポイントは、「フレームレート」と「ビットレート」です。
フレームレートとは
フレームレートとは、1秒間に動画で見せる静止画の枚数(コマ数)。単位はFPS(Frames Per Second)で、「コマ/秒」で表します。
つまり、動画の動きのなめらかさを決める指数。
数値が大きくなると、データが重くなる等のデメリットもあり、いちがいに数値が大きい方が 良いわけではないです。

ビットレートとは
ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のこと。単位はbps(Bit Per Second)。
簡単に言っちゃうと、ビットレートが高いほど 高画質な映像、ということになります。
ただし!
正直、ボクは100M bpsと60M bpsの映像の差は認識できません。
これは 多くのプロの動画クリエイターの方も指摘している点。
そのくせ、データ量はしっかり40%の差がついている、というのがボクの認識です。
記録設定の考え方
したがって、ボクの「記録設定」の設定では、ビットレートは60M bps一択で、
24p 60M( = 24FPS、60M bps)
ということになります。
肉眼で認識できないレベルの画質の違いなのであれば、データ サイズが小さい方が良し、という考え方。
FPSを30にするか、24にするか、これは作りたい動画のイメージや好みの違い。
すごく簡単に言っちゃうと、
- 30FPS:TVで使用されるクリアな映像。一般的。
- 24FPS:シネマチックな雰囲気のある映像。
という違いになります。
同じように、XAVC S HDの場合の「記録設定」は、↓のような選択肢になるので、

ボクなら 24p 50M という設定を選びます(そもそも24FPSの選択肢が1つしかない)。
まとめ
ソニーα6400を買って いざ 動画を撮ろうとしたとき、
- 動画撮影の設定は、写真(スチール)撮影と 異なる点も多くてわかりずらい
- その割「専門用語」も含めて 詳しく 解説している情報が少ない、、、
ということで 困りました。
この記事では、
ソニー ミラーレス一眼カメラ α6000シリーズ
動画撮影の基本設定
について、ボクがこれまでに理解した内容を 超初心者向けにわかりやすくまとめました。
この記事を読めば、αシリーズを買ったばかりの人も 不安なく 自分にふさわしい基本設定ができるはず!
この記事の他にも、α6400の機能について 初心者目線で 書いていくので、興味がある方は あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
~おしまい


