どうもSymSymです。
ウラも ソニーカメラのオートフォーカス性能に憧れて APS-C機を買おうと思ってるんだけど、
α6400と α6600って どっちを買えば良いのか、すごく悩まない???
ソニーAPS-C機を買おうとなると、多くの人が「α6400 or α6600 問題」に直面するよね。
じゃー、ボクがなぜ 「α6400を選んだか」と「α6400を1年使ってみて 今 どう思っているか」について、説明するね。
きっと 同じような悩みを持っている人たちの参考になると思う!
ということで、この記事では、
【この記事の対象】
ソニーAPS-C機を買おうと思うけど
α6400かα6600かで迷っているあなた
に向けて、
【この記事の内容】
- α6400とα6600の比較 / 違い
- α6400を1年使ってみて 今 思うこと
について 書いていきます。
この記事を読むことで、
【この記事を読んでわかること】
- 「α6400か α6600か 問題」の解決方法
- どちらを選ぶかの基準は たった1つでOK!
あたりのことが理解できます。
きっと あなたの迷い(α6400かα6600か)も
解消されるはず。
さらに、
一番 伝えたいこと(=結論)を
先に言っちゃうと、
【この記事で 一番伝えたいこと】
一眼カメラを使い倒す意気込みなら
→α6600
一眼カメラにハマれるか心配なら
→α6400
カメラ選びで迷う時間はもったいない
早く自分に合ったカメラを手に入れて
一眼カメラの世界に飛び込もう!
ということ。
この記事を読んで、
一眼カメラを始めてくれる方がいたら
とても嬉しく思います。
α6600。
21年2月時点 Amazon価格で 158,000円 ↓。
一方、α6400。
同じく21年2月時点で 97,800円 ↓。
α6400とα6600を比較する(スペック/価格)
スペック比較
まずはじめに 理解しておくべきことは、
α6400 と α6600
撮れる写真/映像は基本的に同じ
だということ。
例えば、
【両機種に共通するカメラ基本性能】
- センサーサイズ
- 有効画素数
- シャッタースピード 機能
- ISO感度 機能
- 記録方式/設定(4K30P)
- ピクチャープロファイル 種類
- AF(オートフォーカス)性能
あたりは全て共通です。
もちろん、両機種の間には、
価格差 相応の付加機能(スペック)差はありますが、
撮れる画は どちらも同じ
という大前提があります。
まず この大前提を理解したうえで、
性能差(スペック差)を確認すると
【α6600にしかない機能/装備】
- 5軸ボディ内手ブレ補正 機能
- 大型(Z)バッテリー
(バッテリーの持ちが良い) - 大型グリップ
(大型レンズを付けても安定) - カスタムボタン 3個
(α6400は2個) - イヤホンジャック 有
- 動画撮影時の瞳AF 機能
(α6400は静止画撮影時のみ)
実は、
シャッター音なんかも
微妙に違っていたり、
マイナーな違いはいくつかありますが、
主なスペック差は ↑こんな感じです。
使い方によっては
どれも 重要かつ重宝する機能ですよね。
ちなみに、
α6400にしかない機能/装備
というのもあるので
紹介しておきます。
【α6400にしかない機能/装備】
- フラッシュ
- スマイルシャッター/美肌モード
- パノラマ撮影 モード
- MR(登録呼出し)設定 3個
(α6600は2個) - 本体重量 α6600よりも ▲100g軽量
⑤は機能/装備ではありませんが、
バッテリーサイズが小さい代わりに
α6600よりも100g軽量
というアドバンテージがあります。
後述しますが、
この「軽量」というポイントは
ボクがα6400を選んだ理由の1つです。
価格比較
両機種の価格の違いを見てみます。
まず、α6600。
21年2月時点 Amazon価格で 158,000円 ↓。
一方、α6400。
同じく21年2月時点で 97,800円 ↓。
表にすると、
α6600 | α6400 |
---|---|
158,800円 | 97,800円 |
価格差は、61,000円。
したがって、
先ほど スペック比較で確認した性能差が
価格差61,000円を上回るかどうか
が判断のポイントになります。
性能差>価格差
→α6600を選択
逆に、
性能差<価格差
→α6400を選択
ということですよね。
でも、問題は、
(ボクもそうだったんですが)
カメラ購入前に 性能差や価格差を
きちんと判断をするのが難しい
ということ。
これが判断できたら、
苦労しないし、
そもそも悩まないんですよねー。
ボクがα6400を選んだ理由
ここで、
1年前にボクが
α6400を選んで購入したときの経緯
について触れておきます。
その時の思考(判断)経路は
↓こんな感じでした。
両機種の性能差は
「ボディ内手ブレ補正」くらい
という認識
↓
YouTubeを見ると
α6600の手ブレ補正は
主に写真用
動画での補正機能は限定的
↓
だったら
5-6万円安いα6400で行こう!
これに加えて、
手ブレは
ジンバルで補正すればOKでしょ
↓
当時APS-C機用 最小/最軽量を謳う
ジンバルが発売された直後
(Zhiyun Crane M2)
↓
常にジンバルを使って
「α6400+Crane M2」
最小/最軽量の構成でいこう!
という考えでした。
ジンバルを使用することになるので、
ジンバルの積載可能重量(ペイロール)を考えると、
α6400は 6600より
▲100g軽量
というポイントが
重要な要素になりました。
(最小/最軽量のコンビ?!)
当時のボクも
両機種の性能差は
ボディ内手ブレ補正以外にも
・カスタムボタンの数
・バッテリー容量
・大型グリップ
など、いくつかの違いがある
ということは 認識していたものの、
それほど 重要視しておらず
正確な判断をするには 知識/想定が不十分
だったと言えます。
当時の考え方がよくわかる記事を貼っておきます ↓。
https://symsymblog.com/first-camera-choice/
「最小/最軽量」な「ジンバル+一眼カメラ」
という構成に
完全に こだわっているのがよくわかります(笑)。
ボクがα6400を1年間 使って思うこと
その後、
ボクは α6400を1年間 使い倒しました。
そして、今現在 思うこと。
まず、大前提として、
【大前提】
α6400に大満足
一眼カメラの世界を知れたことに感謝
という思いです。
α6400は
初心者の一眼カメラ入門機として
非常に完成度の高いカメラ
です。
ただ、毎日のように触れているから
分かったこともありますし、
購入時の考え方を
一部 改める必要があることもにも
気がつきました。
それは、
【1年使って分かったこと】
- ジンバルの使用頻度は高くない
- α6400のバッテリー(NP–FW50)は想像以上にショボい
の2点です。
分かったこと①:ジンバルの使用頻度は高くない
ジンバルは、
使用する前に
バランス設定という作業(2-3分)が必要
であり、
一度 バランスを設定したら
今度は 収納するのが面倒
という大きな制約があります。
つまり、
ジンバルを使うのは
最初から「よしっガッツリ撮影するぞ」
という時に限られます。
結果として、
日常使いでは、ジンバルを使わず
カメラ単体で 持ち出すことが ほとんど
でした。
購入前の想定 と 購入後の実態が
大きく違っていた点です。
分かったこと②:α6400のバッテリーはショボい
分かったことの2つ目は、
α6400
バッテリーの持ちの悪さ
購入前から
バッテリーの持ちが悪いことは
理解していたので、
「予備バッテリー x 2個」
と
「Dual Charger」
を別途購入
して使っていました。
最初はそれほど気にならなかったのですが、
やはり毎日のようにカメラを使っていると、
気づけば
バッテリー切れで撮影が中断
ということが よくありました。
そのたびに
バッテリー交換の手間が生じます。
三脚を使っているとき や
旅先での屋外撮影のときには
どうしても ストレスを感じます。
そんな時は、
このストレスが軽減するなら
追加5〜6万を払って
α6600と交換したい
と思うこともありました。
α6600であれば
大型バッテリーのおかげで
バッテリー持ちが飛躍的に良くなります。
一度 α6600を持っている友人と
一緒に撮影をしたことがありますが、
1日中撮影してもバッテリー交換が不要という事実に
ビックリしました。
1年間使って 今 思うこと
上記の「分かったこと①/②」を踏まえて、
カメラ購入前の自分にアドバイスするなら、
- ジンバル使用 前提で考える必要は無い
(ジンバルペイロールを気にする必要なし) - 毎日のようにカメラに触れる
(バッテリー持ちの悪さはストレスになる)
と伝えたいです。
つまり、
カメラ中心の生活になって
めちゃくちゃ使うことになるから
α6600を選んでも十分に元が取れるよ
ということ。
ただ、これは、ボクが
頻繁にカメラを使うような使い方をしたから。
全ての方に 共通して
α6600をオススメする
という意味ではない
です。
結論、使ってみて気づくことが多い!
ここまで書いてきた通り、
購入前にあれこれ思いを巡らせたボクですが、
1年経って分かったことは、
使ってみてから気づくことが多い
使ってみないとわからない!
という 身も蓋もない結論(笑)。
ボクの場合、
購入前の想定 と 購入後の実態に
違いがありました。
- ジンバルは使わず カメラ単体で使うことがほとんど
- バッテリー持ちがストレスになるほど 頻繁に使う
ジンバル使用が前提でないなら、
▲100gの重量差はそれほど重要でなく、
α6400にこだわる必要はなかった。
また、バッテリーの持ちを重視するなら、
α6600の方がベターだった。
購入前の想定とは
真逆の結論になっています(笑)。
α6400とα6600の選び方 たった1つの基準はズバリこれ!
購入前にあれこれ考えることに
それほど意味がない、、、
と身も蓋もないことをいっちゃいました。
では どうすればいいか?
→シンプルに1つの基準だけで考えてみる
ボクが友人にアドバイスを求められたときに
伝えているのは、
カメラを使い倒すという気持ちが強いなら
→α6600
カメラにハマるか わからないなら
→ α6400
という1つの基準のみ です。
結局、どちらのカメラを選んでも
基本性能は 大変優れており、
「買って後悔する」 というカメラではありません。
そして、
冒頭で書いた通り、
撮れる写真/映像は 同じです。
使う頻度や時間によって
α6600の方が重宝する機会が多くなる
というだけ。
5〜6万円の価格差は
そのちょっとした重宝さの対価
そんなイメージで良いと思います。
であれば、シンプルな基準で、
めちゃくちゃ使うならα6600
それがわからないならα6400
くらいに考えてOK!
例えるなら、
自動車の「ガソリン車」と「ハイブリッド車」の違い。
- 走行性能は同じ
(加速、ハンドリング、ブレーキ等) - どちらもナビ付き
- 違いは 燃費
という条件だとします。
その場合、走行距離が一定以上であれば
燃料代 セーブが 車両本体 価格差を超えて
お得になりますよね。
また日々の給油回数が減り、
時間ロス/煩わしさかが軽減されますよね。
ハイブリッド車の場合は、
グリーンイメージなどのプレミアム感も乗ってくるので、上手な例えではないかもしれませんが、
性能は同じでも
給油回数(煩わしさ)が軽減されるなら、
使用頻度の高い人は メリットを感じ、
その分 お金を出します。
α6600とα6400の違いも
そんなイメージです。
まとめ
というわけで、
「α6400か α6600か問題」について
猛烈 おおざっぱな基準で 整理してみました。
カメラを使い倒すという気持ちなら
→α6600
カメラにハマるか わからないなら
→ α6400
こんな提案ができるのも、
どちらも ソニー一眼カメラ入門機として
非常に優れた選択肢だという事実があるから。
そして、
カメラの向き不向きは
実際に使ってみないとわからない
部分が多いから。
その結果、
ボクの場合は、
カメラ選びで迷うよりも
いち早く一歩踏み出す方が大切
という結論になりました。
今、この記事を読んで頂いている
ということは、
あなたは
ソニーAPS-C機に興味を持ち
一眼カメラの世界に 踏みだす直前の状態
だと思います。
あと一歩、
一眼カメラを手にすることで、
新しい世界が開けます。
あと一歩です
この記事が、
その一歩の後押しになれば、とても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
〜おしまい